こんにちは、楓川です!
今回ご紹介するアーティストは、東京都を中心に活動されている4人組ヴィジュアル系ロックバンド「AMAZE」さんです!この記事を読んだあなたも確実にAMAZEさんの魅力にどハマりすること間違いなしです!
- そもそもヴィジュアル系の概念とは?
- AMAZEのことをもっとよく知ろう!
- オリジナル曲紹介
- 活動内容を見てみよう!
- AMAZEが改名!リメイズとして再始動
- AMAZE改め「リメイズ」の画像まとめ
- 常に進化が止まらないバンド、それが「リメイズ」
- 直近LIVE情報
そもそもヴィジュアル系の概念とは?
そもそもこのよく耳にする「ヴィジュアル系」という概念そのものはどこからやってきたのでしょうか?
ヴィジュアル系×AMAZE
まず、皆さんはヴィジュアル系というとどんなイメージを持たれていらっしゃるでしょうか?実はこの「ヴィジュアル系」というカテゴリーには多くの歴史が存在しています。それは明るいものもあれば暗いものもあるのです。
もとを辿ると、このカテゴリーが最初についたバンドは?という謎に行き着く。恐らくほとんどの方が「X」と答えるだろう。しかしこのカテゴリーは1997年ごろからより流通された言葉である。それまでも女性的なメイクをする派手な出で立ちのバンドを総称していたが、GLAYやLUNASEA、ディルアングレイなどの登場でより色濃く表現されるようになった。
詳しくは別の機会にするとして、今回ご紹介するAMAZEはそのカテゴリーに属している。00年代以降のこのカテゴリーは、特に幅広い意味を持つようになった。しかしこの表現を煙たがるバンドも増えたことも事実。一部の「格好だけ」と意味を持たせた「ヴィジュアル系」がいつの間にか横行していたからだ。
しかしこのAMAZEは違う。それぞれがこのコロナ時代の荒波に塗れながらも進化を続け、新たな装いで新しい世界を切り開こうとしているのだ。
AMAZEのことをもっとよく知ろう!
前項でヴィジュアル系について大まかにご理解頂けたとは思いますが、正直語りつくせません。またの機会に書かせていただきます!次の項はより詳しくAMAZEさんについてご紹介していきたいと思います!
AMAZEとは!?
AMAZEは2016年に結成されたロックバンドで、そのキャッチーなメロディを武器に多くのステージをこなしてきた実力派。
メンバーそれぞれがジャンヌダルクやL'Arc〜en〜Cielなどに影響を受け、ヴィジュアル系とロックの両方の要素を織り交ぜた世界観を持つ。
オリジナル曲となる「奇跡は訪れない」や「Eyes of Truth」は90年代のビジュアル系を彷彿とさせるような世界観とメロディにこの時代を生きた者としては胸が躍る。
「Deeper」や「Rouge〜刹那の残像〜」は00年代の幅広いテイストを織り込んだネオビジュアル系を彷彿とさせる楽曲で、前者とも違う世界観なのにどうか統一性があり、まさに独自の世界観を確立していると言える。
どうしてもキャッチーなメロディだと「ポップス」や「歌謡曲」と揶揄されることもあるが、先程の通りでロックの要素も兼ね揃えている彼らの楽曲には、「彼らはロックじゃない」などとは表現できない。彼らの楽曲は全て「キャッチー」で「ダーク」で「ノレる」「ロック」なのである。
これら以外にもオリジナル曲は存在する。現存する楽曲を流して聴いて、今度は歌詞に注目して、ギター、リズム隊に注目して…と何度でも聴いていたくなる、それが彼らの強みなのである。
私は一度聴いただけで即ハマりました
メンバー紹介
きょーすけ(Vo)
ボーカリスト。作詞を担当している。九州出身で好きなものは日本史とホラー映画。
きょーすけ (@remaze_kyosuke) on Twitter
riku(Gt)
リーダー兼ギタリスト。バンドの楽曲のほとんどを手がけている。 関東出身で、影響を受けたアーティストは「Janne Da Arc」や「SIAM SHDE」など。
riku (@remaze_riku) on Twitter
とよよん(Ba)
ベーシスト。関東出身。インディーズのV系以外にも、ロックやメタルを中心に様々なバンドのサポートを経験。過去には日本テレビ「ニノさん」にも出演経験あり。
とよよん (@remaze_toyoyon) on Twitter
TAiKi(Dr)
ドラマー。関東出身で、影響を受けたバンドは「L'Arc〜en〜Ciel」。好きな女性アーティストは「LiSA」。
TAiKi (@remaze_TAiKi) on Twitter
バンド公式
オリジナル曲紹介
AMAZE - 1st Full Album 「Re:sist」Teaser Movie
活動内容を見てみよう!
では、この未だかつて経験した事がなかった「コロナ自粛」期間中に大ダメージを負ってしまった音楽界。そんな時に彼らはどう言った活動をしていたのでしょうか?
コロナ自粛期間中の活動は!?
現在、世界規模で「新型コロナウイルス」によって自粛を余儀なくされている。そのため多くの企業が大ダメージを負い、個人間でも窮地に立たされている。
もちろん誰のせいでもないのだが、この日本でいうところの大ダメージを受けた業種で有名なのは「音楽関係」であろう。大きく言えば「イベント関係」か。
特に「ライブハウス」はクラスターが発生したこともあって相次いで閉店に追い込まれた。
そんな中、それらに続いてダメージを負ったのは「アーティスト」だった。皆がこのイレギュラーな事態に足止めされてしまったのである。
多くのアーティストが足踏みしていた中、AMAZEはというと実は以前からすでにボーカルのきょーすけさんはたびたび「歌ってみた」をSNSに投稿し、注目を集めていた。そしてライブ活動ができなくなったのを境にギターのrikuさんは「弾いてみた」を2日に1つ投稿していた。さらにベースのとよよんさんも「弾いてみた」、ドラムのTAiKiさんも「叩いてみた」を投稿していたのである。
バンドメンバー全員がこうしてエンタメを提供いていたのはかなり珍しく、その多くの場合が「雑談配信」を始めていた。
しかし彼らはコラボキャスなどはあるにせよ、雑談配信はではなく、かなり短いスパンで多くの「カバー曲」で魅せたのである。しかも何が良かったかというと、彼らの「選曲」である。
万人が受け入れられるエンタメ
私も日々多くの「弾いてみた」や「歌ってみた」を閲覧していたが、「歌ってみた」だとヒット曲が多くみられ、若い世代が少し上の世代の楽曲を歌っていたりもするので幅広い世代の視聴者が楽しめる。
しかし、「弾いてみた」になるとわけが違う。特に若い世代はいわゆるアニソンであったり、2次元のバンドの曲を演奏するなんてことが非常に多かった印象があった。その中でもAMAZEのギタリスト・rikuさんが選曲していたのは「シャムシェイド」「L'Arc〜en〜Ciel」「ジャンヌダルク 」「GLAY」などの「バンド好きじゃなくても知っているバンド」の楽曲を選んでいたのである。
そしてベースのとよよんさん、ドラムのTAiKiさんは「L'Arc〜en〜Ciel」の楽曲を多くカバーしていた。
注目すべきはそこだけではなかった。私が1番注目すべきだと思ったのは、その「クオリティ」にある。
カバー再現度に凄味
Janne Da Arc - DOLLS
— riku@7/26(日)1845〜スタジオ配信 (@ri9u_gt) June 24, 2020
yasuさんの作る曲って音程差激しかったり複雑なメロディが多いんだけど、この曲は同じ短いメロディをずっと繰り返すだけのサビっていう、、その思い切りの良さもまた凄い🥺
↓↓今までに弾いた動画↓↓https://t.co/s3p9LgZfGO#JanneDaArc #ギター #弾いてみた #FGN pic.twitter.com/1SUHF5ZZxM
カバーというのは本来、原曲を壊さないように自分なりに歌い上げることだと私は認識している。間違っていけないのはカラオケとは違うということ。
カラオケの場合はあくまでも「似せる」のであって自分なりに歌うのでは得点は稼げない。もちろんそれは一つの娯楽であって遊びの一種である。
今回の場合のクオリティとは、その「再現度」にある。「楽譜があるんだから当たり前じゃないか」と思われる方もいるだろう。しかし、「正しく弾けること」と「再現すること」は近いようで違う。
この場合の再現とは、原曲の「CD」だから凄いのだ。CDに録音されている音源は、「最高の出来栄えを収録したもの」になるわけで、それらを再現するのは当たり前に難しい。それを叶えていたのが彼らなのである。
こちらに関してはSNS上に投稿された是非動画をご覧になっていただきたい。個人的には、ギタリストのrikuさんの再現する「音色」と「アドリブ」にも注目である。
AMAZEが改名!リメイズとして再始動
2020年の7月26日より、ロックバンドAMAZEは、ヴィジュアル系ロックバンド『リメイズ』に生まれ変わる。
私は今後の活動に期待しかない。何故なら彼側から「ヴィジュアル系である」と宣言してくれたおかげで自分の中でカテゴライズができたからである。
だからなんなのか?と言われてしまえばそれでお終いだが、私の中ではかなり大事なことなのである。
過去にヴィジュアル系としてデビューしたにも関わらずそれらを脱ぎ捨て「俺たちはヴィジュアル系なんかじゃない」と言ってきたバンドを多く見て来ているからだ。
そもそも音楽を好きになったきっかけは97年時点のGLAY(口唇リリース時)だし、他にもhideやXを始めとしてLUNASEA、BACK−TICK、ジャンヌダルク 、初期の黒夢、などのビジュアル系から始まっている。
私は彼らを「格好だけ」などとは微塵も思ったことがない。むしろ圧倒的な実力があってなお容姿端麗とくればなんのいう事もない。そして彼らは一度も自分たちがヴィジュアル系だと言われていることを否定したことがない。
もちろん音楽性が変わっていくこともある。しかし過去を否定しなかった。
私の中ではビジュアル系は「誇れるもの」であって「永遠に美しいもの」なのである。それを宣言したAMAZE改め「リメイズ」には目を離す事が出来ないのである。
AMAZE改め「リメイズ」の画像まとめ
常に進化が止まらないバンド、それが「リメイズ」
私は彼らの発表されている楽曲を一通り聴いて「心地よさ」を感じた。私の場合、稀にイントロの時点で聞くのをやめてしまう場合がある。それは、本人たちが掲げる音楽性と奏でているものに対して矛盾が生じてしまう場合である。
要するに「ロックバンドです」と言っていたにもかかわらず、聴いてみたら打ち込みのようでまるで生演奏感がない場合であったりとかである。
しかし彼らの音楽はロックであるし、独自の世界観がしっかり表現されているのでとても入り込みやすい。歌詞も演奏も細部まで作り込まれ、思わず「おお!」と声が出るようなフレーズもあるのが彼らの楽曲である。
きっと彼らは、ファンを連れて次のステージへと進んでいくだろう___。
直近LIVE情報
AMAZE(リメイズ)LIVE情報
表紙モデル:リメイズ
取材協力:きょーすけ
執筆担当:楓川翔麻
【AMAZE公式YouTube】
AMAZE -20/03/22 LIVE digest [LIVE at 池袋CYBER]