皆さんこんにちは。楓川です。
今回は、注目すべきアーティストシリーズということで、数あるインディーズバンドの中からガールズシンフォニックメタルバンド「神凪アリス」(かんなぎありす)の名物ドラマー「emily」(えみりー)さんについてご紹介していきたいと思います!!
この記事の最後には、神凪アリス のプロデューサー「篠崎ねむる(闇)」さんとの対談もございますので最後までお付き合いいただけると幸いです。
- はじめに
- emilyさんとは
- emilyさんの伝説的エピソード
- emilyさんの魅力をもっと知ろう!
- 魅力的な企画をご紹介!!
- 全てはドラムを知ってもらうため
- emilyさんのかわいい画像20選
- 楓川翔麻×篠崎ねむる(闇)リモート対談
はじめに
まずは記事本文を読んでいただく前に、まずはこちらをご覧ください。
神凪アリス
どうして神凪アリス なのか?
これは完全に私ごとなのですが、そもそも神凪アリス が始動する前に、この「アリスプロジェクト」なるものの存在は知っていたのです。というのもきっかけは約2年前。当時の私のSNSのアカウントのフォロワーさんの中に、アリスプロジェクトの旧メンバーがいたことから始まります。
特にその方と交流があったわけではありませんでしたが、そのメンバーのSNSの投稿にちょくちょくライブなどの画像が上がっていて、その時に「ドラムの方ルックス高いな…」と勝手に思っていたのです。
そう、それが何を隠そう今回ご紹介する「emily」さんなのです。emilyさんのファンになったきっかけは、正直いうと全く覚えていません笑(ごめんなさい)。
いつの間にか私がemilyさんのSNSをフォローし、楽しませてもらっていた故にいつから始まっことなのかが全くわからないのです。
ですが恐らく今からおよそ1年前でしょうか。先ほど神凪アリスの存在こそ知っていたとは言いましたが、ではなぜその中でもドラムのemilyさんに注目したのかと言いますと…。
「見習うべき存在」だったからなのです。
もちろん他のメンバーさんにも言えることなのですが、emilyさんの場合少し違うのです。今回のこの記事では、そんなemilyさんが普段どんな活動をされていて、そしてどんな風に人と違うのか?を詳しくご紹介していきます。
神凪アリス ライブ動画全曲ダイジェスト(2020/2/17)
emilyさんとは
まずはこの項で今回の主人公であるemilyさんについてご紹介いたします。下記の情報は、emilyさん本人がSNSにて公表している情報になります。これからemilyさんファンになる方は、まずこちらを確認、すでにファンの方はおさらいの意味も込めてご覧ください!
基本情報
シンフォニックメタルガールズバンドの女性ドラマー。O型
幼稚園、小学校、中学校と演奏会で演奏する楽器好きなの選びなさいって言われた時は何故かいつも打楽器。ちなみに小太鼓、タンバリン、ボンゴ
カスタードはあまり好きではない
辛いのが好きな事には違いないんだけど、好きなのは辛い味なのではなく唐辛子
ドラムやベースが大好きなのであって実は音楽はまぁ好きってくらい
麺類は基本好きだけどスパゲティは好きではない。ペンネみたいなショートやニョッキは好きだけど
テニス部。県大会も出場してる程度には運動は一応できる
お寿司がすき。エンガワだけがナンバー1であり他は全て同列だったけど最近ナンバー2にタイが浮上している
かなりの心配性なので鍵を締めたか2〜3回確認するし頼まれ事があっても2〜3回は少なくとも確認する
初めてドラムでコピー(レッスンで)やったのはL'Arc-en-CielのLink
自力で初めて耳コピしたのはストレイテナーのROCKSTEADY
ドラム始めて2週間でバンド組んだ。っていうか初めてドラムスティック買った二週間後
初めてのライブはドラム始めて3カ月目
初めてのライブハウスは下北沢シェルター
L'Arc-en-Cielのyukihiroさんが神過ぎて悟りをひらいたのでドラムを始めた
一番好きなのは野菜🥦
見る映画とドラマは基本探偵、警察、FBI、超能力、SF系。百歩譲ってアクション。恋愛ものは見ると病む
ここまでは1月29日時点の公式Twitterより参照(原文ママ)
好きなもの:いちご、お酒、ゴッホ、エナジードリンク、古畑任三郎シリーズ
嫌いなものは下記で説明しちゃう!
L'Arc〜en〜Ciel/flower -Drum Cover-
emilyさんの伝説的エピソード
では、emilyさんを語る上で外せない「伝説級」なエピソードをご覧ください。「うそだろ?」と思うかもしれませんが、全て事実なのです。
寝ながらドラムを叩き続けた!?
この伝説は、ある時、いつもの様に投稿されたSNSから始まった。ドラムというのは基本的に叩くべき箇所がいくつも存在する。一度見たことがあれば誰でも見当がつくであろう。それが手で叩くだけではなく、足でも叩かないといけないのである。もちろんそれがドラムであり、誰でも叩けるとは限らないのだ。
しかしemilyさんは、数時間にも及ぶ個人練習に疲れてしまい、ドラミング中に眠ってしまったのである。そうなれば通常の人間であれば手が止まってしまうか変なところを叩いてしまいその違和感や衝撃音で起きるだろう。だがemilyさんは違う。なんとそのまま叩き続けたのである。
しかも演奏がめちゃくちゃになるならまだしもとても綺麗に叩いているから驚きだ。きちんと足も動いているし、普段のemilyさんのドラミングレベルを知らなければ「上手いなー」と誰もが思うであろう。そして演奏途中に再び起きてまた眠ってしまったのである。
恐るべきドラマー魂。後日これについて配信にて言及していたのだが、どうやら体に染み付いているので眠っていても叩けるという…。
私は未だかつてこんなドラマーを見たことがない。
階段でこけて腰の骨が折れた!?
これはまだコロナが世界的に流行する少し前の出来事。2月17日の始動ライブに向けてリハのためにスタジオを訪れ、その帰り際、事件は起こった。
なんとスタジオの階段でずっこけてしまいお尻を強打したのである。考えただけでもかなり痛々しいエピソードなのだが、なんと診断結果は…骨折!
詳しくは言及していないためわかりかねるが、おそらく尾てい骨あたりだと思われる。それだけであればもしかしたら誰でも起こりうることなのかもしれない。
しかしemilyさんは違う。なんと痛みに耐えながらきちんとドラマーとしての職務を全うしたのである。やはり通常であればこんなに痛々しいことはない。ドラマーといえばバンド内で1番体を動かし体力を使い、なおかつ座った状態であるため、骨折した腰の骨に常にダメージを与えている状態になってしまう。
それでも彼女は最高のステージを届けるために痛みに耐え抜いてやり切ったのである。
晩酌配信のビールが賞味期限切れてた
これはとあるインスタライブでの出来事だった。もうそのままである。あらかじめ用意していた缶ビールの賞味期限が切れていたのが途中で発覚したのである。
正直言ってお酒の趣味期限はあまり切れるという認識がないのですが、そう、1ヶ月切れていたのである。しかし味は変わらなかったようで、emilyさんは笑いながら飲み続けたのである。あれは衝撃だった。
emilyさんの魅力をもっと知ろう!
すでに彼女の魅力に気づいている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、そんな方々ももう一度、彼女の魅力をおさらいしていきましょう!
ストイック
emilyさんを語る上で外せないのがその「ストイックさ」であろう。これは彼女のファンであれば誰でも知っていることではあるのですが、とにかく四六時中ドラムのトレーニングをしているのである。下手したら寝るとき以外はずっとドラム漬けなのかもしれない。
因みにemilyさんと言えばなかなか寝付きが悪く、あまり寝ない印象(これはかなり心配なところでもある)であるため、おそらく常人の努力の倍以上努力を重ねていることになるのではないだろうか。
部屋で何か作業をする時も机の下にツインペダルを置いて踏み続けていたり、SNSの更新がないなと思っていたらずっと練習していたり、たまにその延長でドラム配信をすることもあるくらいである。
私もインディーズでバンド経験があるが、周りの人間でここまでストイックな人間を見たことがない。そして何よりも、ここまで努力をしてますとは一度たりとも言ったことがないのである。これは人間として尊敬すべき点ではないだろうか?
どうしても、見えない努力を重ねると、どうしても他人に評価をもらいたくて何かしらのアクションをしてしまいがちなのだが、彼女の場合は全く表に出さないのである。
それこそが真のバンドマンのあるべき姿なのでは?と思わざるを得ないのである。
ジャンルに縛りがない
基本的にemilyさんにはジャンルに偏りがない。
そう、emilyさんの場合は、ポップスも聴くしV系も聴く。メタルも聴けばアイドル系も聴くのである。
やはり自分たちが奏でる音楽が仮にロックだとすれば、普段もロックばかり聴いてしまうもの。これはもちろん勉強も兼ねてであるので決して悪いことではない。
しかし昨今流行中の「弾いてみた」などの動画にそれは現れてしまうのがデメリットなのだ。要は、普段一つのジャンルばかり聴いていると、どうしてもコピーするのも同じような音楽になってしまうのである。そうなると「弾いてみたからなんなのか?感」が発生してしまう。
弾いてみるなら是非「意外性」を出して欲しいのである。
例えば徳永英明さんのカバーアルバムにはかなりの魅力があるのは誰でも知っている事実。あの徳永英明さんの声質であの曲を歌ったらどんな感じになるのか?これこそがカバーの醍醐味なのである。
もちろんメジャーアーティストのカバーや弾いてみたにはこうした楽しみがある。そしてemilyさんの「叩いてみた」にもその楽しみがあるのである。
何故ならいつもメタルドラムを叩いているemilyさんが、大塚愛さんや浜崎あゆみさんなどのJ−POPを叩いてみたり、GLAYやL'Arc-en-Cielのようなバンドマン以外でも知っている有名なバンドの曲も叩いてみるのである。
しかもそこにemilyさんなりのアレンジが入るので、とにかく面白い。これらは配信でもよく見せてくれるのだが、視聴者からのリクエストをその場で叶えるというのも彼女の強み。こんなに面白い「叩いてみた」もなかなかないであろう。
ネガティブなこともエンタメにしてしまえ精神
配信では、以前からインスタで定期報告していたダイエット企画も行っていた。これは単にこれとこれをやったらやせたよ!という様な形式ではない。
なんとダイエットのための「ダンス配信」だったのである。
私たちの知るバンドマンの常識からすると、ドラマーがダンス配信するなど聞いたことがないし、きっと絶対に見せたくない姿のひとつであろう。
しかもemilyさんはそもそもダンスが得意ではないのだ(運動はできた)。ここまで来れば通常なら「恥ずかしい」といって途中でやめるか、一瞬で終わりそうなものだが彼女は違った。ちゃんと「晴れ晴れユカイ」を踊り切ったのである。
この可愛さとひたむきさには多くの視聴者が釘付けとなり、「初見さん」と呼ばれる新規の視聴者が数多く訪れたのである。
因みにこの配信後に神凪アリスのボーカルの神凪さんも「かわいい!」と思わず投稿していた。
ダメなら次!と潔い
これは配信を始めてから間も無くのことだった。初めのうちはイチナナで配信を行っており、雑談がメインだった時期のお話。
彼女はお酒を飲みながら配信できない(規約上ダメだった)からイチナナやめるね!と他の配信を模索。そしてビゴライブに移って配信が再スタートされたが、まさかの飲み配信がなくなるというなんとも面白い結果を生んだのである。
因みにその後、インスタライブにて飲み配信が実行された。
しかし、こうして試行錯誤を繰り返して、自分に1番合った環境を見出す行動力もemilyさんの魅力の一つなのである。
2020年6月現在は「ぽこちゃ」に定着している。
怒りはメーターを振り切り一気に冷める
基本的にemilyさんは感情を荒ぶらせることはない。まさに仏のような懐の深さを持っているのはファンの間でも有名な話。だが勿論emilyさんも人間である。故に時に感情的な文脈を投稿することもあったりするのだ。
しかし、それらは一瞬で削除される。よって我々は通知に表示された内容しか確認できないのだが、お怒りは相当のご様子。
だが直後に苺を欲していたり、ドラムの話に戻ったりするのだ。
要するに、取り敢えずSNSに書き殴るのだが、それで満足して一気に洗い流す「達人」なわけである。
これはなかなかできないことだ。通常ならしばらく残してユーザーの反応を待つ。そして肯定されることで洗い流せるもの。だがemilyさんは違う。誰に反応されなくても良いのだ。とにかく投稿して終了。なんとも羨ましいメンタルの持ち主なのである。
emilyさんのリプ欄を見れば一目瞭然だが、長いファンのリプには軽々しい励ましの言葉などはなく、とにかくemilyさんの性格を理解した上で言葉を投げているのがわかる。
彼女も特に甘えたいわけでもなく、本当にそうした負の感情を「捨て去るために」一時的に熱を帯びただけなのである。
こうした人間味のある彼女を知ることもできるので、特にTwitterは注目なのだ。
※因みにリアル友人からは「仏」と称されており、かなり温厚な性格である。私も「仏」と影で呼んでいる(笑)。
ありのままで勝負を仕掛ける
emilyさんは、何を隠そうスッピンも見せる世にも珍しいエンターテイナーなのだ。
女性配信者とならば、メイク動画以外でしかも弾いてみた等の配信をメインにしているとなれば、絶対にバッチリメイクをするはずだ。というよりも、なかなかスッピンを見せること自体抵抗があったりするもの。
しかしemilyさんは違う。寝起きで配信するので「パジャマ&スッピン」という激レアな彼女の姿が画面に映し出されるのである。
これはファンにはたまらない…。
そしてそのままメイクをして『行ってきまーす』と用事に出かけるわけだ。こんなにレアな配信はない。初見さんも徐々に増え、最終的にいつもの配信と同レベルの集客があるのだ。
ぶりっこをやってくれるが猫はかぶらない
emilyさんの配信は、視聴者のコメントがなければ基本的にずっと1人で喋り続けてくれる。これはもちろん、いろんな状況で視聴していることが考えられるので、皆が皆コメントをできるわけではないのだ。それを彼女も重々理解しているが故に喋り続けてくれるのである。これはなかなか難しいことである。
特にステージ上であまり声を出さない立場にいると、普段のトークもあまり得意ではないバンドマンが多い。しかしemilyさんの凄いところは、こうしてずっと喋り続けている途中で急に「スクショタイムください」や「かわいいポーズください」とリクエストが飛んできてもすぐに「ぶりっこポーズ」をしてくれるのだ。
だがもちろん、彼女は猫を被らないので普段はぶりっ子なんかではない。そして別に「良い子」を演じることもない。いつでもありのままの「emily」さんでいてくれるのである。
リクエストに応える
emilyさんは先述のとおり猫を被らない。これがファンには通説なので、筆者もたまに「モノマネ」を振ったりする。しかも「篠崎プロデューサーのモノマネ」である。
何が凄いのかというと、彼女はこれをやると必ずアゴが出るのだ。シャクレさせたままモノマネをし続けるのである。もちろん篠崎プロデューサー本人は全くシャクレていない。がしかしモノマネをすると必ずしゃくれさせるのである。
そう、彼女の魅力は「三枚目キャラも物怖じせずやる」ということ。要は顔面は似てないが、笑いを取りに行くスタイルなのである。
※彼女自身三枚目キャラにはなりたくありません。
私はこういう人間だ!とあらかじめ言っている
そう、emilyさんはとにかく「自分という人間」を「わかりやすく」「ストレート」にファンに伝えているのである。ファンとしても、ここまでわかりやすいのはありがたいことであろう。
ただし間違ってはいけないことがある。
それは同じように「自分というものは…」を明言している人は多いが、彼女には「常識」が備わっているということを。
そして自身を「コミュ障」と表現しているものの、「対応力」に優れているので、基本的に誰とでも仲良くなれる人間であるし、かなり親切だと思う。
私もイベントで実際にお会いしているが、とにかく話しやすかった。物腰も柔らかく、全然コミュ障感なんてなかった印象だ。それにイベントは3月で、コロナ自粛の前だったが、その頃から現在と同じレベルの警戒をしていたので、アルコールやマスクなどの準備もしていた。
だがもちろん「emilyワールド」というものも存在している。
自分の世界を貫くことには変わりないのだが、頑固になっているわけではないことを忘れてはいけない。
そして誰よりも常識を兼ね揃えていることも併せて忘れてはいけない。
言葉選びが匠
emilyさんは、あまり業界用語を言わない。少しだけ説明したりはするが、ほとんどないのである。要するに、初見さんやドラムを知らない人でも楽しめる様に配慮しているのである。
私も音楽をかじった身ではあるが、ドラムの知識は皆無。それゆえ「自称同業者(本当かどうかはわからない)」が配信に来ると、難しい単語が飛び交う時があるのだ。
そういう時も、emilyさんの方から話題を変えたり、わかりやすい言葉に言い換えたりするのである。これはなんともありがたい配慮である。
だからこそ、初見さんの滞在時間も長い要因なのではないだろうか。
他にもツイートからは語尾に「しまうま」とつけたり、炭酸水を「タンサンスイー」など、独特の「emilyワールド」が楽しめるのである。
しかし実はスーパー人見知り
何度も言うように、emilyさんはとにかく人見知りだと言う。美容院に行くのも躊躇うほど人見知りだと言う。それが画面上では全く感じられないからすごいのだ。
因みに私は美容院に行くと、必ず同じ美容師さんを指名するので基本的にずっと喋っている。しかしemilyさんはそれが苦手なので大好きな古畑任三郎を見続けて会話を回避する荒技を使うほどスーパー人見知りなのであるという。
お花は好き!自然も好き!しかし〇〇と〇〇は嫌い
以前、インスタでお庭のお写真をあげ、お花について書かれていたが、なんとemilyさんは「土」が苦手なんだそう。これは予想外で逆に面白かった。その時点でそのお花を育てているのは別の家族だと判明したのだ(勝手にそう思ってる)。
そして「虫」は言うまでもなく嫌いである。
となると山の中のお散歩で転んだ日にはもう…。考えるだけで可哀想になってしまう。
実は最近とある「虫事件」が勃発した。これはemilyさんの自宅の天井に「クモ」が張り付いていたのである。彼女の気持ちを察するに…これまでの天国のような時間が一変、地獄と化してしまったであろう。もちろん頑張って退治したようだが、何故か「虫取り網」を購入予定だという謎…(捕まえた後どうするのか問題)。
良い意味で囲いがいない
これは女性配信者に多く見受けられてしまう事象の様なものなのだが、いくらバンドマンと言えど、どうしても「アイドル化」してしまい、囲いのファンができてしまう傾向にある。
悪い事ではないのだが、古巣のファンは煙たがり、割と個人間での話題を投げがちになるので、新規のファンがつきにくくなってしまうのである。
ただこの場合、配信者が割と意見やコメントをするタイプであると、良い意味で囲いがつかなかったりする。
emilyさんの場合は、正直アイドルの様な容姿と声質なのもあって、新規の出会い厨の様なユーザーも度々くるのだ。しかし雑談だけではなく、ダンスやドラムの配信もしている故に、だんだんと通常の応援者に変化していき、最終的にファンとして取り込んでしまう魅力があるのである。
そして何よりもファンみんなで盛り上げようとするのが見て取れる。それは、emilyさん本人が統率を取れているからに他ならない。
魅力的な企画をご紹介!!
では、ここまでemilyさんの魅力をたっぷりとご紹介していきましたが、普段どんな配信を行なっているのか気になりますよね。この項では、そんなemilyさんの企画内容についてご紹介いたします!
『激辛チャレンジ』
これは言わずもがな超辛党のemilyさんならではの企画。常人では成し遂げられないものをやってのけた。私もなかなかの辛党だと自負しているが、全く足元に及ばないほどである。ちなみに私も蒙古タンメンのカップラーメンに一味を追加するが、大さじ6杯ほどで「うぅ…ダイジョウブデス」という謎のテンションになったので終了。これでemilyさんの足元に及ばないのである。
『晩酌』
なんと超レアなパジャマ姿が見れる激レア配信。日本酒やスコッチなどをメインに晩酌していくまったり配信でもある。基本的にいつもの元気な感じとも違くて、とにかく「1対1で話してる感覚」が楽しめるのが魅力。大体いつも深夜帯に配信される。
『雑談』
よくある雑談だと、ダラダラと進んでいく印象でなおかつ初見さんにはわかりづらい内容が飛び交っていたりする。emilyさんの場合は違う。とにかく話題が豊富なので、彼女のことを知らない初見さんでも楽しめる配信なのである。
『短時間メイク』
これはそのままメイク動画なのだが、何故だか楽しい。メイク動画の場合、大体視聴者は女子率が高くなるのだが、やはり喋りながらメイクをするので男子でも楽しめるのが魅力。この配信の場合は大概10分程度で終了してしまう上に、何処かへ出かける際に行われるのでゲリラ配信となる。
『寝起き』
これは超激レア配信。これはファンのための配信で、ぽこちゃなどの視聴者が使用するアイテムを獲得するための配信である。正直ここまでしてくれる配信者もなかなかいない。
『ダンス』
これはダンス動画というよりも「ダイエット企画」の一環である。しかしこれまた楽しいのである。ダイエット企画にありがちなのは、「これを見てお手本にしなきゃ」という思いと「見ていて辛い」という気持ちの二つが重なってしまうということである。
だがやはり彼女はエンターテイナーだ。とにかく楽しく配信させるために笑顔でかつ全力でダンスに取り組む姿はなんとも愛らしい。
『ドラム』
これこそが彼女のメイン配信である。このドラム配信は一方的に叩いてみたを配信するわけではなく、リクエストにも即座に答えるのである。もちろんファンも完璧を求めてるわけではなく、「emilyさんが叩いてみたらどうなるのか?」を期待している。本人もとにかく挑戦してみるので、かなり楽しく視聴できるのである。
そしてその実力の凄さがわかるので、どこからともなく現役ドラマーが視聴しに来るほどである。そしてレアなのは、そのドラム配信の合間に「歌う」のもまたこの配信の魅力なのである。
ドラムの解説動画がある
そもそもこう言った演奏系の動画の場合、視聴者がある程度知識があること前提で進んでいくので、万が一トークを挟んだとしても楽器初心者には理解のできないワードが飛びかことがある。
しかしemilyさんの配信の場合は、初心者にも優しい上に、上級者でも満足できるようにある程度噛み砕いて説明してくれるのがありがたい。
幅広い世代を網羅している
配信では、取り敢えず叩いてみると言う斬新なドラム配信を行なっているが、そういった時に問題となるのが「配信者の知ってる音楽に偏る問題」である。
確かにそれは当たり前ではあるのだが、ありがちなのはジャンルが決まってしまうことである。そうなると、視聴者がリクエストした時に「世間的に有名だから知ってるだろう」という気持ちで投げているのに対して配信者はピンと来ない現象が巻き起こるのである。
これも確かに致し方がないのではあるが、emilyさんの場合、知らない曲の方が割合的に少ないのである。確かに中にはすぐに演奏できないものもある(テクニックが複雑だったり、特殊なリズムだったりする場合など)。
しかしそれでも彼女はその場で調べて何となく合わせてくれるのだ。これはかなり嬉しい。そして何よりもありがたいのは、「GLAY」や「ラルク」などの王道バンドの他、なんと大塚愛や浜崎あゆみなどのポップスにもアレンジを加えて叩いてくれるのである。
圧倒的な実力
現在ドラム歴6年のemilyさんはツーバスで「片足2打ずつ叩く」特殊な奏法だ。凄いのは、スネアの音以外の音も大きくはっきりと聞こえる(バスドラも含め)ので、連打がとにかく気持ちがいい。
本人はまだまだだと言い、毎日トレーニングに励んでいるが、正直いうとこんなドラムは聴いたことがない。とにかく最初に聴いた感想は「上手っ!」だった。
これはやはり日々の努力と研究が着実に身になっているほかない。彼女のドラムがいかに凄いのかは動画やライブで直接確認してもらえれば誰でも体験できるのだ。
おそらくこれまでのドラムの常識が覆されることだろう。
全てはドラムを知ってもらうため
彼女の日々の活動を見ると、とにかくいろんなことをしているのがわかる。それらは全て試行錯誤を重ね、常に「新しいこと」「楽しいこと」を追求した上で「エンターテイメント」に変えられたemilyさんなりの最大級の「サービス」なのである。
そしてこれらは全てemilyさんのドラムに直結していて、無駄なものが一切ない。そして文句のつけようがないので、ファンとしてはこんなに楽しめることは他にない。
この記事を読んで、彼女の魅力を再発見して貰えるとありがたい。
emilyさんのかわいい画像20選
楓川翔麻×篠崎ねむる(闇)リモート対談
今回はコロナの影響もあるので、神凪アリスのプロデュサー兼サポートベーシストの篠崎ねむる(闇)さんとリモート対談を行ないました!emilyさん、神凪アリスについて詳しくお話しさせていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!!
emilyさんとの出会いを教えて下さい
二年ほど前に90年代ヴィジュアル系セッションと言う企画があって、その時に初めて出会いました。 セトリには高速メタルナンバー(XやRaphael)も含まれていたので、てっきり筋肉ムキムキのガチムチメタルドラマーが来ると思っていましたから、そこでスタジオに現れたemilyを見て非常に驚きました。 「え?コイツが?マジでメタルやる気してんの?」みたいな感じで半信半疑のまま一緒にプレイをしましたね。よく覚えてますよ
笑
初見は完全に舐め切ってますね。今思うと酷い話です。ところが実際に音を合わせてみると・・・。 そのルックスからは全く想像出来ない高速のツーバス連打を浴びせられて、驚愕でしたね。そのスピードとパワーに圧倒されました。 後にも先にもあれほど衝撃的だったプレイヤーは他にいません
ほうほう。篠崎さんからみて、emilyさんの魅力とはどんなところでしょうか?
なんと言っても硬派なプレイの意外性に尽きると思います。 ツーバス連打、高速フィルイン、ブラストビートなど、音だけ聴いているとメタルマッチョ野郎を想像してしまいますからね。 今は技巧派プレイヤーも珍しい存在では無いので、マッチョなドラマーがこのようなプレイをしても別に今更驚きません。 それって普通ですからね。と言うかそう言うのはもう見飽きました。 emilyのそのルックスから放たれる全く想像も出来ないサウンドの意外性は、非常に面白いのではないかと思います
なるほどー。ではそんなemilyさんを一言で表すと?
『はやい』
emilyさんにはどんなドラマーになって欲しいですか?
このまま今のスタイルを貫き通してほしいと思います。それ以外に何も望むものはありません
逆に少し心配だなぁと思うところはありますか?
私は放任主義なので誰に対しても心配はしません。『好き勝手やってね』って感じで・・・ちょっとひどいかもしれませんね
放任主義…ある意味自分が鍛えられますね。因みにここは面白いなと思うところはありますか?
占いがマジで当たる
あ!確かに僕も占ってもらったんですが、あれ凄くないですか?
はい、これ本当なんですよ。『なんだその無駄にハイレベルなスキルは・・・』って、いつも面白いなと思ってます
確かに面白いし興味深いですよね…。そんなemilyさんとの忘れられないエピソードはありますか?
よくバンドの運営について占って貰うのですが全部本当に当たります。本当に
バンドに占い師がいるって面白いですね笑 では、emilyさんにメッセージを!
楽曲の難易度は今後も上がる一方なのでこれからも宜しくお願い致します!
ありがとうございます。続いてはバンドに関してご質問します
はい
このコロナの影響は計り知れないかと思いますが、何かバンド内で変わったことはありましたか?
勿論、活動内容は完全に変わりました。全員が外出せずに済む方法で、と言う縛りがありますからね。 その一方で、バンド内の空気感などは特に何も変化もなく、相変わらずって感じでしたね。 ネット上で会議をしたりして久しぶりに話してみても、全員相変わらずだなと言う印象でした。
2月17日に青山Rizmでライブを行なっていますが、何か得たもの、手応えはありましたか?
それは沢山ありました。非常に貴重な一日になったと思います。元々このプロジェクトには解散した前身バンドがありまして、せっかく楽曲もある事なので交流のある方と気軽にセッションでもして遊ぼうか、みたいな話からはじまりました。 なので、原点としては何かコンセプトが決まっていた訳でもなく、メンバーも流動的でした。 ボーカルも毎回変わっていて、その都度「なんとかアリス」みたいな感じで、名前も変わってました。そのボーカルが神凪の回だったのでそのまんま「神凪アリス」なんですよね。 前身バンドからも含めて皆勤してるメンバーはemilyだけです。 何度かセッションをするうちに新しく表現したい世界観が見えてきたと言いますか、それがある程度バンドらしく形に出来たのが2月17日の公演だったと思います。
確かに神凪アリスって完成形ではないでしょうけど、なんか形になっててすばらしいですよね。このライブの観客動員数も凄かったと聞いてます
はい、「神凪アリス」って、要はこんな感じだよ、みたいな。前身バンドからの流用も無くなり、セッションから新しいバンドになりそうな手応えがありましたね。故に、「神凪アリスact.2~福音のオーヴェルトゥーレ篇~」と題していた訳です。act.3や4、そしてその先の構想も既に見えてます。 act.2は非常に手応えを感じる構成でしたが、まだまだこんなもんじゃないですから。ここからがスタートです。 この勢いに乗ってライブ本数を増やし、ガンガン活動していこう!と言う気持ちだったので、その直後に政府よりイベントの自粛要請が出されてしまって非常に残念と言うか、歯痒い気持ちでしたね。 それは仕方のない事だと思うので逆に、手応えを感じたまま自粛期間に入れたとポジティブに考えております。
その後の活動の一切を休止しているような形に近いですが、それを決めた心境というのは?
2月17日の最後のライブは当時はまだマスクをしている人も殆どいなくて全く普通の日常でした。 その翌週から政府より自粛要請があった事を覚えております。ただ、世界情勢を鑑みればいずれは活動が困難になるのは一月頃から既に目に見えてましたから。 なので自粛要請を先読みしてと言う訳ではありませんが、予定は組まないでおきました。 危険を考慮して予定していたイベントを中止したり、出演を辞退すると言うのも大勢の関係者に迷惑が掛かりますからね。 かと言って自粛せず強行するなんてもっての外です。安全を蔑ろにし、他人に迷惑を掛けてまでする表現活動にはなんの価値もありませんので。そのため、「予定自体を入れない」以外の選択肢は自ずと無くなってしまいますね。 つまりその時の心境と言うのは、当たり前の事を普通に判断すると言う普段通りの心境ですね。
なるほど。では、神凪アリスは今後、どんなバンドでありたいですか?
表現と言うモノについて一徹に追及し続ける集団でありたいですね。それを実現する場合、自分以外の人間を尊重する人間性が非常に重要だと思います。 自分の中に表現に対する信念と言うモノがあれば自ずと他人を認めて尊重する事が出来ますからね。日頃から過激な表現が多いのでよく誤解をされる事が多いのですが、メンバー全員、実際の人間性はまともで優しい子だけが残っているんですよね。 まあ、クセは(非常に)強いのですが・・・。 今後もそれぞれの個性を互いに尊重しながら表現活動に邁進するバンドでありたいです。
他のバンドには負けないぞ!という事はありますか?
質問の答えになっていないかもしれませんが、他のバンドさんと比較をした事が無いので勝ち負けは分からないです。 自分たちが目指す表現を実現するのが活動の目的なので、他のバンドさんの事を気にする必要は無いですからね。 表現活動から逸脱して選挙活動のような競争に惑わされ本来の表現を忘れてしまっては、音楽なんかやる意味は無いと考えております。 敢えて勝ち負けの話をすると、どこのバンドさんとも表現活動を通じてリスペクトし合えたら良いなと思います。
ファンの皆様にメッセージをお願いします。
皆さまもご存知の通り、未だに感染症が国内を脅かしている情勢です。 ですので現段階では時期までお約束する事は出来ませんが、既にact.3実現に向けて準備を進めております。 新たなる楽曲とメンバーを加えて、act.2を遥かに凌駕する革新を実現します。 どうぞご期待下さればと思います。これからも宜しくお願い致します。
ほんとうにお忙しい中、ありがとうございました!
ありがとうございました!!
神凪アリス
表紙モデル:emily(神凪アリス)
取材協力:篠崎ねむる(闇)、神凪アリス
記事執筆:楓川翔麻
【神凪アリスofficial youtube channel】
Saint Genesis(Live Music Video)回顧録第一弾
うたた寂しくロンドを(Live Music Video)回顧録第二弾
【section9 通販ショップ】
https://booth.pm/ja/search/section9
【メンバーTwitter】
神凪アリス (@Alice_GMBS) on Twitter
琴羽しらす@私もSection9も通販してます (@syllasukotoha) on Twitter
篠崎ねむる(闇) (@nemuruchan0604) on Twitter
emily (@emily_drums) on Twitter
【筆者Twitter】
楓川翔麻 https://mobile.twitter.com/studioFreaks_

AVerMedia Live Streamer 311 ゲームキャプチャー+USBマイク+Webカメラ 配信キット DV512 BO311
- 発売日: 2019/07/19
- メディア: Personal Computers